恋愛感情を抱かせて利用する「ロマンス詐欺」に似た手口で覚醒剤を密輸したとしてナイジェリア国籍の男が逮捕されました。
ナイジェリア国籍のエボ・ジェレマイヤ容疑者(56)は仲間と共謀し、覚醒剤あわせておよそ5.7キロをイスラエルから日本に販売目的で密輸した疑いがもたれていています。
警視庁によりますと、エボ容疑者らのグループは通信アプリでフランス人男性を名乗って日本人女性(35)と半年以上やりとりし、恋愛感情を抱かせて利用する「ロマンス詐欺」に似た手口で女性に覚醒剤を受け取らせていました。
エボ容疑者は新宿・歌舞伎町拠点の薬物密売グループの指示役で、自宅からは末端価格およそ3億円分の違法薬物が押収されています。